忙しいママ必見!”やめる”ことで自分時間を作る方法

jibunjikan-2-top

自分時間が欲しいけど、どのように作れば良いのだろうと悩まれていませんか?

実は、自分時間をつくる方法は大きく分けるとたった2つしかありません。

  • 一つひとつの時間を短くする方法
  • やること自体を減らす方法

この記事では、より簡単な「やること自体を減らす方法」について紹介し、自分時間を見つけるヒントをお届けします。

目次

時間管理は永遠の悩み??

jibunjikan-2-eye-catch1

24時間。

それは世界中すべての人に平等に与えられているものです。
どんな大富豪でも一日の時間を伸ばすことはできないし、買うこともできません。

19世紀に活躍したイギリスの小説家、アーノルド・ベネットは『自分の時間』という本を出版しています。
この本では「人生をより良く生きるための時間の使い方」について紹介しており、100年以上経った今でも読まれているベストセラーです。

Amazonより引用

それだけ「自分時間」は、古くから悩みの種でもあったということです。

自分時間を作る方法は2つだけ

jibunjikan-2-eye-catch2

私も、いつも時間に追われて余裕がなくて、人に優しくできず、そんな自分に嫌気がさしていました。
「このままではいけない」と思い、現状から抜け出すため、時間管理に関する本を10冊以上読みました。

そこで気づいたのは、結局のところ自分時間を作る方法はたった2つしかないということでした。

  • 一つひとつの時間を短くする(時短術)
  • やることを減らす

総数を増やすことはできないので、必然的にどちらかの方法になります。

時短術はハードルが高い?

jibunjikan-2-eye-catch3

ここでイメージがしやすいように、「24時間」を「買い物かご」に例えたいと思います。

買い物をするように、野菜や果物を次々と買い物かごに入れていくと、あっという間にモノが溢れます。

そして、本当に欲しかった商品(=やりたかったこと)を入れる余地がなくなります。
これがまさに「1日があっという間に過ぎてしまった状態」です。

買い物かごにきれいに収めるには、モノの形を理解して、隙間なく配置する必要があります。
これが、「一つひとつの時間を短くする(時短術)」です。

けれど、これは相当なテクニックや集中力が求められます。
想像するだけで「面倒だな」「難しそう…」と感じませんか?

一見きれいに収まったとしても、かごにはたくさん商品(やること)が入っています。その数を見て、「こんなにあるのか…」とかごの重たさに気持ちがどんよりするかもしれません。

特に子育てをしながら働いているママは、考えることが山積みです。
小さな子どもは急に体調を崩したり、泣き出したりと、予測できないことが次から次に起きます。

先に入れていたもの(=やりたかったこと)も、いつの間にかかごの外に出されてしまいます。

予定を立てても、その通りにいかないのが日常なんです。

また、せっかくきれいに収まったかごをイメージできても、それが実現されないとストレスにも繋がります。

“やめること”について考えてみよう

jibunjikan-2-eye-catch4

どこに判断のエネルギーを使うか?

時短術に頼る時間管理は、頭をフル回転させなければならず、正直ハードルが高いです。
小さなことであっても、一つひとつに注意を向けるのはエネルギーが必要で、疲労も溜まります。

だからこそ、もう一つの方法=「やることを減らす」という考え方が大切になってきます。

「やることを減らす」と聞くと、「手抜き」や「怠けている」と思うかもしれません。
でも実は、一日の中に「やることを詰め込みすぎている」可能性の方が高いです。

人は1日に約35,000回も判断していると言われています。
そのうちの多くは、習慣化され(朝起きたら顔を洗う、食後に歯を磨くなど)、無意識に行われています。

スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着るのは、有名な話ですよね。
彼は、重要なビジネス判断にエネルギーを使うため、服や食事といった日常の中での判断を極力減らしています。

「どこに判断のエネルギーを使うか」を意識すること、これが「やることを減らす」考え方に繋がります。

そして、減らすことの最大のメリットは、“時間”だけでなく“心の余裕”まで生まれること。
これこそが、時短術とは大きく異なるポイントです。

”やめること”の見つけ方 〜ChatGPTを活用しよう〜

最初はどれも大事なことばかりに思えて、「一体何を止めればいいの?」と迷うかもしれません。

時間管理の本には「まずは1日の行動をリストに書き出しましょう」と紹介されていることが多いです。

でも・・・・正直面倒ですよね。増しては、小さな子どもがいると集中して文章を書くのは大変です。

そこで、私が実際に試したのは、ChatGPTでした。

スマホのマイク機能で「朝6時に起きて〜子どもを起こして〜」と口頭で話すだけ。ChatGPTが、考えを書き出してくれて、「ここは、やめても良いのでは?」と提案してくれます。なので、わざわざ机に向かう必要がありません。SNSを見て、コメントを書く感覚で進められます。

しかも「こんなに出来てすごいですね」と褒めてもくれます!

前向きな気持ちを保ちながら、日々やっていることを整理することができます。

無料でも十分利用できますので、ぜひ活用してみてください。

*ただ、情報の中に詳細な個人情報(個人名、住所、会社名など)は含めないように注意してくださいね。

料理は“やめること”の宝庫

jibunjikan-2-eye-catch5

私は「料理」が苦手で、毎日の献立を考えるのも苦痛でした。そのため、相当のエネルギーを使っていました。

料理をするにあたって、判断しなければいけないことを例に挙げてみると・・・

  • 今日は何を作る?
  • 材料は何を買ってくる必要がある?
  • 栄養バランスは大丈夫?
  • 何時までに作る必要がある?
  • 子どもが食べられるサイズはどれくらい?

一食の準備だけでも、驚くほどたくさんの判断をしています。

だからこそ、一つでも「やめること」を取り入れることで、大きな効果を得られます。

例えば、明日からでもできそうな「やめること」は、以下のようなことが挙げられます。

  • 買い物:毎日スーパーに行くのをやめて、週末にまとめ買いする
  • 献立:ローテーションや「定番メニューの日」を作る
  • 調理:毎回フルコースをやめて「一汁一菜」で十分と割り切る
  • 片付け:夜まとめて一度で済ませる

“やめる”のは、”選び取る”ということ。

jibunjikan-2-eye-catch6

私は以前、友人にスーパーのお惣菜を夕食に活用していることを話しました。

そうしたら友人から一言。

「あぁ、負けたのね」

ダメな母親のレッテルを貼られたようで、悔しさと情けない気持ちに包まれました。

このように「やめる」というのは、「できない」や「諦め」のようなネガティブな考えと結びつきやすいです。

でも、それは違います。

やめることは、自分にとって本当に必要なものを選び取るということです
限られた時間の中で優先順位をつけるのは、前向きでポジティブな行動です。

「これは大事にしたい」「これは今はやめてもいい」
そうやって選び取ることで、あなたにとっての自分時間が生まれていきます。

以前は、時間に追われてイライラしてしまい、子どもの話をゆっくり聞く余裕がありませんでした。

でも今は、買い物を休日に纏めたことで、平日の夕方に時間ができ、気持ちがとても軽くなりました。そして、子どもの話にも、落ち着いて耳を傾けることができました。

まとめ|あなたなら何をやめますか?

jibunjikan-2-eye-catch7

忙しい毎日の中で「やめる」という発想を取り入れると、時間にも心にも余裕が生まれます。その小さな余白が、子どもと向き合う時間や、自分をいたわる時間に繋がっていきます。

たくさんのことを一気にやめる必要はありません。まずは、何か小さなことを一つやめてみませんか。

一つできたら大成功です。

この記事を読んで、少しでも、体と心が軽くなって、自分時間を見つけるきっかけになったら嬉しいです。

次回の記事では、「料理」のやめる方法について詳しく紹介します。

ありのままの自分を受け入れて、あなたの「いつも」が昨日よりも今日、今日より明日、より輝きますように。

<参考文献>
アーノルド・ベネット著 渡部昇一訳・解説 2025年9月13日時点 1,320円
『自分の時間 -1日24時間でどう生きるか- 』(原題:How to Live on 24 Hours a Day

Amazonより引用
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「Tolerance15」ブログを運営している「つむぎ」です。
2人のこどもを育てながらフルタイムで勤務している会社員です。このブログでは、忙しい中でも自分時間を作ることの大切さやヒントを発信しています。このブログを読まれて、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次